作品集

燦彩とはabout sansai

燦彩釉とは

亜鉛華の結晶生成による美しい模様

「燦彩」とは亜鉛華の結晶生成によるもので、結晶の元となる原料が、大量に含まれた釉薬を一定温度で保持することにより、結晶が成長。釉薬成分と焼成条件が上手く一致した時に、大きく綺麗な結晶が生まれます。作品の形状や作家の意図により、敢えてバランスを崩すこともあります。
燦彩釉の見どころは、何と言ってもその結晶の美しさにあるわけですが、螺鈿の様にも、花の様にも見え、見る角度、光線の具合によりその表情を変えます。特に光が当たった時により美しく見えます。またこの釉薬は、流動性があり、流れて底などに釉薬の層が出来ますが、とけ込んだ部分と結晶の層のコントラストは、素晴らしいです。結晶釉は釉薬組成とともに焼成温度、昇温速度、冷却過程など適切にコントロールすることが大切で、それではじめて花模様の外観の結晶を得ることができます。なお、このように窯変的なやきもののため、一つとして同じ物は出来ません。

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    花器 2点

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    香合

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    ワイングラス 3点

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    湯呑 3点

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    菓子器

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    花器 3点

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    飾り皿

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    菓子器

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    抹茶椀